09/11/19 19:51:08 0
(>>1の続き)
討論は原則として水曜日に開くという申し合わせもある。そうすると次の機会は25日だが、
自民党の開催要求に政府与党はまだ応えていない。政府与党は30日までの会期中に開かなくて
よいと考えているのだろうか。
閣僚が欠席したとしても何の不都合もないし、開催日をずらす手もある。野党時代、民主党は
討論の開催を強く要求してきた。与党になったとたんのこの不熱心さは、なんとも説得力を欠く。
政府与党は速やかに党首討論を実現させるべきだ。
予算編成に集中するため国会の会期延長は避けたい。法案処理が最優先なので時間がとれない。
そんな解説は理由にならない。討論はわずか45分間という慣行なのだから。
自らの政治資金疑惑や政府内の足並みの乱れを突かれたくないからではないか。討論を避ければ
避けるほど、そう言われるのを首相は覚悟しなければならない。
所信表明演説で「真に国民のためになる議論を力の限り、この国会でぶつけ合っていこうでは
ありませんか」と呼びかけたのは首相だ。
この国会を逃すと、党首討論の機会は来年の通常国会までなくなる。歴史的な政権交代を
果たしたというのに、そんな怠慢は情けない。
-おわり-