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・結婚詐欺で逮捕された東京都の無職女(34)が20人以上の男性と知り合ったのが婚活サイトだった。
この無職女のように分不相応なセレブにあこがれて男性を手玉にとる女たちが婚活サイト上でバッコ
しているのは事実のようだ。
「男性に優しくされた経験が少ない女性。中途半端にブスな女性ほど女としての勝ち組願望、つまり
セレブ願望に歯止めがかからなくなる傾向があります。一度、“勘違い女”になったら、周りが何を
言ってもダメですね」
こう語るのは、ステータスの高い男女を対象に、結婚を前提とした出会いの場を提供する結婚相談所
「セレブリティ」の高山和子代表取締役。これまで、何人もの“勘違い女”を強制退会させてきたという。
「勘違いする女性は30代後半に多い。中でも、男性の選択肢が狭い人ほど現実逃避する傾向が強い。
彼女たちは結婚相談所や婚活サイトに活路を求め、現実ではあり得ないような高条件の出会いがあると
妄信してしまうのです。“脳内セレブ生活”で妄想はふくらみ続け、現実に紹介される男性では満足
できなくなってしまうのです」
ところが、こうした女性の周囲にはなぜか、いいように利用されるだけの男性が多く集まるのだという。
女性に言い寄られた経験が少ない中高年男性には美人に対する疑心暗鬼があるが、相手が「中途半端に
ブスな女性」だと安心感が先に立ち、“落とし穴”にハマることになる。
「美人でない女性のほうが性格が良さそうに見える点も大きな落とし穴です。実際は逆のケースのほうが
多いのですが…」(高山さん)
そんな“勘違い女”たちについて、心理学者の日向野春総氏は次のように語る。
「まさに『交代人格』の典型ですね。夢のセレブ生活にいる自分が主人公で、現実の自室に1人でいる自分は
みすぼらしくて消したい存在なのです。永遠に埋まらないこのギャップを埋めるためなら手段を選ばず、
出会い系サイトなどでワナにかかった男を踏み台にするタチの悪い女性は非常に増えています」
ネット婚活中の男性陣は要注意だ。(抜粋)
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