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国連人口基金(ニューヨーク)は18日「気候変動と女性」をテーマにした2009年版の世界人口白書を発表し、
地球温暖化防止で実効を挙げるには、国際社会が女性を重視した対策を取るべきだと強調した。
世界人口白書が地球温暖化問題を正面から取り上げるのは異例。12月にコペンハーゲンで
気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が開かれ、温暖化防止の新たな
国際枠組みが議論される機会をとらえ、人口や男女の問題と温暖化との関連を分析した。
白書は、世界人口が抑制されれば長期的に温室効果ガスの排出は抑えられるとして、
誰もが家族計画などの保健サービスを利用しやすい環境を整え、女子教育も充実させてそれを実現すべきだと指摘した。
白書によると、温暖化による異常気象や海面上昇などの悪影響を受けやすいのは、沿岸や低地で暮らす貧困層。
とりわけ女性は、一般に所得が少ない上、家族の面倒を見る役割があるため移動もしにくく、
いっそう影響を受けやすい。温暖化が進めば、貧富の差と男女の不平等がさらに広がる恐れがあるとした。
2009/11/18 21:02 【共同通信】女性重視の温暖化対策を 国連白書
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