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韓国・釜山の室内実弾射撃場で日本人観光客を含む16人の死傷者が出た火災で、
釜山地方警察庁関係者は17日、朝日新聞の取材に「簡易実験の結果、残留火薬に
引火して爆発した可能性は低いとみられる」と語った。警察側は、3度目となる鑑識
活動をした上で、火災現場を関係者や報道陣に公開する。
同庁は、火災があった「ガナダラ実弾射撃場」と似た状況を他の室内射撃場で再現。
銃を発射した時に燃え残って床の上などに落ちる残留火薬に点火する実験などをした
ところ「火はついたが爆発にはいたらなかった」(捜査関係者)という。米国などでは、
残留火薬への引火が原因とみられる射撃場の火災例がある。別の捜査関係者は17日、
「今後も事故、爆発、放火など幅広く捜査にあたる」と話した。
また、釜山中部警察署幹部は同日、死亡が確認された射撃場従業員、シム・ギルソン
さん(31)の司法解剖結果について「気道にすすがたまって窒息死したと推定される」と
述べた。朴演守(パク・ヨンス)消防防災庁長官は同日朝、韓国のラジオで「急激な燃焼が
あったとみられるが、遺体には爆発による損傷がほとんど見られない」と語った。
遺族からは、遺体とともに早期に帰国することを望む声が強まっている。釜山市当局者は
17日、朝日新聞の取材に「時期は未定だが、DNA鑑定の結果が出た後、市としてチャー
ター便を用意して遺体を日本に送る検討に入った」と明らかにした。
一方、4人の日本人負傷者のうち、長崎県雲仙市の原田洋平さん(36)は16日に皮膚の
移植手術を受けた。病院側の話では、やけどの範囲は広いものの容体は安定しており、
2回目の手術も検討しているという。最もけがの程度が軽いとされている同市の笠原勝さん
(37)は17日午前、入院中の釜山市内の病院で皮膚の移植手術を終えた。病院長によると、
笠原さんは流動食を食べており、「おいしい」と話しているという。
asahi.com 2009年11月17日16時46分
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