09/11/14 16:18:28 0
・政府の行政刷新会議の13日の仕分け作業は、次世代スーパーコンピューターの開発予算に
事実上の「ノー」を突きつけた。議論の方向性を決定づけたのは「(コンピューター性能で)世界一
を目指す理由は何か。2位ではだめなのか」という仕分け人の発言。結局、「科学技術立国日本」を
否定しかねない結論が導かれ、文科省幹部は「日本の科学技術振興政策は終わった」と吐き捨てた。
次世代スパコンは最先端の半導体技術を利用。ウイルス解析や気候変動問題のシミュレーション
など広範な研究での活用が期待されている。「1秒あたり1京回」という計算速度が売りで、現在、
世界一とされる米国製の10倍の速度になる算段だ。平成24年度から本格稼働の予定だが、
総額約700億円の国費が今後必要なため、財務省は見直しを求めている。
この日、口火を切ったのは蓮舫参院議員。その後も「一時的にトップを取る意味はどれくらいあるか」
(泉健太内閣府政務官)「一番だから良いわけではない」(金田康正東大院教授)「ハードで世界一に
なればソフトにも波及というが分野で違う」(松井孝典・千葉工業大惑星探査研究センター所長)などと、
同調者が相次いだ。
文科省側は「技術開発が遅れると、すべてで背中を見ることになる」と防戦したが、圧倒的な
「世界一不要論」を前に敗北。同研究所の理事長でノーベル化学賞受賞者の野依(のより)良治氏は
「(スパコンなしで)科学技術創造立国はありえない」と憤慨していた。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
※関連スレ
・【社説】 「男女共同参画推進に、10兆円以上の予算。防衛費より多い異常さ。事業仕分けすべきだ」…世界日報
スレリンク(newsplus板)
※前(★1 11/13(金) 21:34:31):スレリンク(newsplus板)