09/11/14 12:29:06 0
●趣味多様「殺すより守る方がウケる」
県猟友会の会員が減り続けている。「狩猟」への風当たりが強まっていることや趣味の多様化などで
退会者の数が加入者を大きく上回り、高齢化も進む。一方で、有害鳥獣駆除などの要請は依然多く、
会員一人ひとりの負担は増している。今月1日に解禁されたカモ類の猟に同行し、猟友会のあり方を考えた。(高田正幸)
朝5時半。遊佐町吉出にある県猟友会遊佐支部長の川崎善男さん(68)宅に約20人の男性が集まった。
今季初のカモ猟に繰り出す面々だ。
まずは安全を期しての打ち合わせ。円陣になって、民家や道路がある場所を確認する。よく目立つオレンジ色の
帽子とベストを身につけ、数人のグループに分かれて車で山に向かった。
川崎さんは猟友会副会長の川越正さん(69)らと沼地を目指した。狩猟犬も一緒だ。
3カ所目の沼。忍び足で茂みに近づくと、そばからバシャバシャッとカモが飛び立った。川越さんが銃を構えた。
だが、すぐには撃たない。目線より高くなった瞬間、引き金を引いた。バン、という音と共にカモがやぶに落ちた。
「水平に撃つと、何があるか分からないから危ない。だから上向きに撃つんだ」
犬が駆け出し、1分ほどで獲物をくわえて戻ってきた。
asahi.com:狩猟 冬の時代-マイタウン山形
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