09/11/13 10:12:57 Gy47mFNH0
>>178
その点についてちょっと考えてみた。
まずヒトラーにちゃぶ台返しをやってもらって利益を得たのは誰か。
先にも言ったようにナチス以前からドイツは賠償金をコツコツと支払ってなおかつ経済成長はしていた。
国民の生活も戦争や世界恐慌のどん底からはずっと回復していたわけだ。
ところがヒトラーが台頭したのだからそんな成長モデルでは困る連中がいたはずだ。
それは誰か?
ドイツのブルジョワだよブルジョワ。
国家が国民生活を保障し賠償金も支払いながら経済をやりくりするモデルでは
寡占資本家の利潤が租税等を介して一般国民へ回されるわけだからその分連中の取り分は減る。
資本家や企業家といったブルジョワが一番嫌いなのは大きな政府だ。
そして日本を見てみると、大きな政府を嫌う勢力が自民の一部と民主の一部の両方にいて、
彼らが無闇な財政削減を徹底的に推し進めようとしている。
今回、麻生が「まるで公開処刑だ」と呼んだ仕分け会議などその典型だ。
ナチスが本来は複雑なことを単純な論理で一刀両断して国民のヒステリーを煽り
拍手喝采を浴びたのと似ているではないか。
そして麻生政権を除く近年の自民党政権、そして現在の民主党政権の裏には、
それらのやり方で利益を得る人々がいるわけだ。
もう、それがどんな人々かは簡単にわかるだろう?