09/11/12 17:26:58 0
「低タール」「ライト」などと謳(うた)うたばこには何ら健康面の利益がないことは以前から知られているが、
ライトたばこに切り替えると禁煙成功率が低下することが新しい研究で示された。ただし、
切り替えが禁煙率低下に直接結びつくものかどうかは不明と、研究著者の
米ピッツバーグ大学(ペンシルベニア州)Hilary Tindle博士は述べている。
著者らによると、米国で販売されるたばこのうち推定84%が低タール、低ニコチンなどを謳い、
多くは「ライト」と呼ばれているという。このようなたばこが他のたばこよりも健康的であると
考える喫煙者もいるが、専門家らによれば吸い込む発癌(がん)物質量は変わらず、
疾患や死亡の比率が軽減されないこともわかっている。Tindle氏によると、
吸うたばこの銘柄に関わらず、平均的喫煙者は喫煙しなかった場合と比べ、
13、14年早く死亡するという。
英医学誌「Tabacco Control(たばこコントロール)」オンライン版に11月4日掲載された今回の研究では、
過去1年以内に喫煙者であった3万800人を対象に米国で2003年に実施された調査の結果を検討。
対象者の38%が「ライト」たばこに切り替えており、最も多かった理由は味がよいため(26%)であった。
43%の人は1~3つの理由を挙げ、その1つに禁煙が含まれていたが、ライトたばこに切り替えた人は、
禁煙の成功率が46%低かったという。
URLリンク(health.nikkei.co.jp)
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