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★「1時間では無理」「いじめだ」…仕分けに苦言も
・税金の無駄遣いを洗い出そうと11日から始まった行政刷新会議の事業仕分け。公開の場で
「廃止」「見直し」など次々と結論が出されていく様子を、3人の識者はどう見たか―。
東京都新宿区内の会場では、五十嵐敬喜・法政大教授(65)(公共事業論)が、事業の必要性を
訴える官僚側と、無駄がないか目を光らせる「仕分け人」のやりとりを見つめた。
所要時間は1事業につき原則、1時間以内。五十嵐教授は「いずれも専門的な内容で、本来なら
じっくり時間をかけて結論を出すべき事柄。1時間で判断するのは無理がある」と指摘。仕分けの
手法についても、「そもそも、どうやって今回の仕分け対象事業が選ばれたのかが不明。十分な事前
調査をした形跡もなく、予算を削るプロセスとしては説得力に欠けているのではないか」と、疑問を
投げかけた。
ただ、公開の場で作業を行った点については、「あきれるような無駄が続いていることを、国民がじかに
知ることができた点で意義は大きい」と高く評価し、「仕分けの基準や議論の手続きを見直した上で
続けてもらいたい」と話した。
インターネット中継で作業を見たファイナンシャルプランナーの畠中雅子さん(46)は、「民主党議員が
発言を遮ったり、意見に取り合わなかったりする場面が目立った。発言者をいじめているみたいで、
見ていてつらかった」。議論の内容にも「目先の財源確保ばかりに終始し、長期的視点が感じられ
なかった」と、厳しい意見をつけた。
かつて百貨店のカリスマバイヤーとして知られ、老舗靴下メーカーの再建も手がけた藤巻幸夫さん
(49)は、「事業仕分けは、企業でいえば『棚卸し』に当たるもので、企業再生において基本中の基本。
国の事業を総点検し、無駄を削る方向性は正しい」としたが、「仕分け人の数が多過ぎて、実質的な
議論が出来ていないのでは」と指摘した。
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