09/11/11 21:14:24 afy8rXA0O
>>16
■なぜ解決しないのか人手不足…解決のヒントは辞める3大理由に
◆離職率…21.6% 産業平均…15.4%
◆介護の資格保有者を対象にした、辞めた理由[厚労省]
▽給与等の労働条件が悪い…32%
▽仕事の内容がキツイ…25%
▽専門性が評価されない…10%
◆介護福祉士養成学校・定員充足率[厚生労働省]
▽2006年度…71.8% ▽2007年度…64.0% ▽2008年度…45.8%
介護職場が抱える問題が浮かび上がる。この3大理由に解決のヒントがある。
◆ by 高橋紘士・立教大学・大学院教授 介護政策が専門
(司会:離職率が高く20%を超えている介護職ですけども、その理由が3つ出ていましたが、こうしてご覧になっていかがですか?)
『「給与の問題」と「仕事の内容のキツさ」は、実は同じこと』なんですよね。
『「仕事の内容に比べると、どうも給与がそれほどではない」とそういう感じをお持ちになったから』、こういう数字(辞める3大理由)が出たんだと思う。
やっぱし大事なのは、中核となって働く方の給与、これは生活をきちんと支えるだけの必要な額を保証しないといけません。ここはちょっと課題ですね。
(司会:「専門性が評価されない」とは?)
『この調査は資格を取られた方ですから、「資格を持っているのに、活かされないような職場じゃないのか」とお感じになる』。
どうも、「介護とは家族がやっておられたお世話の代わりだ」という、そんなイメージで、事業者も実は一部そんな考え方をしている。
(司会:一般的にもそう思ってらっしゃる方が多いかもしれない)
そうじゃなくて、(介護は)プロの仕事なんです、本来は。看護とか医療とかと同じようにプロの仕事であるべきなのに。それをきちんと社会的にも、実は給与面でも評価されていない。
(司会:家族の代わりにするのではなくて、『家族だから出来ない部分、プロだからこそやれる部分が相当数ある』ということを認識しないといけない?)
おっしゃる通りですね。
(司会:なるほど。ですから、労働条件の部分もあるんでしょうけど、やはり『精神的な部分にも影響を及ぼす』とこがありそうですね)