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岐阜各務野高校（各務原市鵜沼各務原町）の福祉科２年生１０人が、ご当地グルメの
各務原キムチをＰＲするイメージソング「キムチの気持ち」に合わせて健康体操を考案した。
地元のイベントで発表を続けており「大人も子どもも気軽に体を動かしてほしい」と定着を目指している。
「キムチの気持ち」は、各地のご当地ソングを手掛ける同市出身の小島勇司さんが２年前に制作。
「♪かかみがはら かかみがはら かかみがはらキムチ－」と軽快なメロディーで歌い、ニンジン、
松の実、白菜といったキムチの食材を紹介している。
一度耳に入ったら離れない“中毒性”のあるこの歌を「地元のスーパーなどで流れて、みんなが何と
なく知っている」と生徒たち。育児などを学ぶコース「子ども福祉フィールド」の選択者で、同校は地域の
園児やお年寄りとの「３世代交流」が盛ん。世代を問わず楽しめる体操にしようと、専門家の意見も聞いて
振り付けの練習を重ねた。
体操の振り付けは１８番まであり、各務原キムチのマスコットキャラクターにちなみ「キムぴ～体操」と命名。
手首、肩、足と満遍なく動かし、トウガラシのように腕を頭の上に上げて背筋をピンと伸ばすポーズも。
足腰が悪くても、いすに座ったまま楽しめるバージョンも作った。
５日の文化祭では隣接する鵜沼西保育所の園児や近所のお年寄りを招き、生徒たちはトウガラシに
見立てたそろいの赤いシャツと緑のスカーフ姿で登場。園児たちも「この歌、知っとるよ」と喜びながら
一緒に体を動かしていた。
２年の三品至美さんは「元気よく、楽しく踊ってくれるのが一番」と笑顔。担当の丹羽和子教諭は
「学年を超えて引き継ぎ、学校の新たな“伝統”になれば」と期待している。
URLﾘﾝｸ(www.chunichi.co.jp)