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★事業仕分けのネット公開、パンクの危機免れる
・11日に始まった政府の「事業仕分け」。作業の過程をすべて公開するという原則を打ち出し、
会場での傍聴を可能にしたほか、インターネットでの生中継も行っている。
ところが、この中継システムは同時に視聴できる人数の設定が計300人だったにもかかわらず
数千人もの接続が集中。システムを委託された業者が独自判断で、接続可能人数を大幅に
引き上げていたことから大きな混乱は免れたが、「公開をうたいながら見込みが甘い」との
批判も出ている。
事業仕分けの会場となった国立印刷局体育館(東京・市ヶ谷)。作業は三つのグループに分かれ、
午前9時半過ぎから始まった。この模様は、グループごとに設置された固定カメラがとらえ、
インターネットを通じて生中継された。
◆委託業者の機転で◆
業者との契約では、中継システムは、同時に視聴できる人数が各グループ約100人に設定されて
おり、行政刷新会議事務局の担当者は「同時接続数が各100人を大幅に超えると、見られなくなる
可能性もある」としていた。
実際、11日には設定を大幅に上回る数千人がアクセス。システムを委託された業者が、独自の
判断で接続可能人数を大幅にアップしていたため、パンクは免れた。
◆「自らムダ」批判を恐れ◆
内閣府によると、中継システムの費用は約349万円。同事務局は「対応可能な人数を増やせば
コストがかかる。しかし、実際の接続数が少なければ、『ムダ削りが使命なのに自らムダを出した』と
批判されかねないと考えた」と説明する。
新海聡・全国市民オンブズマン連絡会議事務局長は、「各100人程度の接続しか想定していないのでは、
『情報公開しています』という宣伝に使っただけと言われても仕方がない。お粗末すぎる」と話している。
「事業仕分け」の会場では、傍聴者のために用意された音声レシーバーが足りなくなるトラブルも起きた。(抜粋)
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