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2009年11月1日、陝西省の佛坪自然保護区で、世界で5頭目となる
茶色のパンダが発見された。生後間もなく、まだ目も開かない赤ちゃんパンダだ。
9日付で四川オンラインが伝えた。
同保護区の職員によると、発見されたのは同日午後1時ごろ(現地時間)。
近くには母親と見られる成人パンダもいたが、体毛は白と黒だった。
生後1 か月半~2か月で、体重は2kg。まだ目も開かず自力では歩けないが、
人が近づくと大声を出して牽制するという。
同区で茶色のパンダが発見されたのは4頭目。世界では5頭目となる。
なぜ茶色のパンダが生まれたのかは不明だが、今のところ、
先祖返りか遺伝の可能性が高いと見られている。
世界で初めて茶色のパンダが発見されたのは1985年、場所は同保護区内だった。
「丹丹(ダンダン)」と名付けられ、西安動物園に引き取られたが、2000年にガンで亡くなった。
2頭目は00年2月、やはり同保護区内で発見されたが、捕獲に失敗。
それ以降は姿を見せていない。
3頭目は91年6 月、同保護区内で約15kgの成人パンダだった。
4頭目は92年、佛坪周辺の長青保護区で発見された。
同保護区は78年に国家級自然保護区として建設された。総面積は3万5000ヘクタール。
現在は65頭~70頭のパンダが生息している。
ソース:レコードチャイナ
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画像:みつかった茶色い赤ちゃんパンダ
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