09/11/10 15:36:11 0
大きく広がった団子鼻に長い腕、先の曲がった爪を持ち、全身が白っぽい生命体。
9月にこの生物を発見したとき、5人の少年はてっきりパナマの小川で“エイリアン”と
遭遇してしまったのだと思った。
「川の中にいたら、何かに足をつかまれたような気がしたんだ」。
パナマシティのセロ・アスール地区で“エイリアン”を発見した少年は、その数日後、
地元のテレビ番組「テレメトロ・レポルタ」でインタビューに答えた。
「水の中から引き上げて、石や棒きれを投げつけたんだ。あんなの見たことがなかったから」。
ひたすら痛めつけて死んだと思った少年たちは、それを再び水の中に放り込んで
その場を離れたが、しばらくして戻って来て、岩の上に伸びて動かなくなっていた死骸を
写真に撮ったという。この“エイリアン”の死体の画像をインターネット上に掲示すると、
すぐに“パナマのET”というニックネームがつけられた。
しかし、解剖により真実が明らかになった。エイリアンと思われた生物は、実はナマケモノの
一種で、少年たちに発見される前に既に死んで腐敗が始まっていたのだ。
ブラジルのリオデジャネイロにあるニテロイ動物園の獣医アンドレ・セナ・マイア氏は、
「水のない場所で動物の死骸がどう見えるかなら、ほとんどの人が知っている。
しかしこの死骸は水中で何かにひっかかっていたため、少年たちには川の流れの具合で
生きているかのように見えてしまったのだろう」と推測する。
>>2へつづく
ソース:ナショナルジオグラフィックニュース
URLリンク(www.nationalgeographic.co.jp)
画像:パナマのET(telemetro)
URLリンク(rocketnews24.com)
(URLリンク(rocketnews24.com))
ニュース動画:youtube(0:52)
URLリンク(www.youtube.com)