09/11/09 11:25:09 qHj/J2XW0
自民の政策はクソ……だと思っていたら、「現状の中では最善手」だった、
というオチがなんともなあ。
郵政民営化や能力主義は、米国の強い要求だった。
アメリカの庇護から離れては、国体を維持できないという現状があるからだ。
その庇護から離れようとした民主の元で、今何が起きようとしているか?
敵意をむき出しにした特亜国家、その静かな侵略による国土と生命の危機。
能力主義が産んだ貧困も、長い眼で見れば必要悪だった。
世界的経済格差の是正が進む中、日本人はその生活レベルを落とすしかなかった。
人件費が適正値まで下がれば、工場は日本に戻ってくるのだから。
国民の側にも、今までの贅沢な生活を諦めるという覚悟が必要になるけれども。
失われた十年の被害者達にも、職業訓練制度の構築がこれからだったものを
国民が先に痺れを切らしてしまっただけのこと。
政治家だけで国は動かせない。官僚主導にも一定の必然性はある。
低級公務員の待遇は、いずれ是正されたはずだ。
地方交付税のコントロールによる兵糧攻めで追い詰める、という荒療治だが。
部分部分しか見られなければ、クソな政策に映ったかもしれない自民の政策。
でも、マクロな視点であらゆる事象を考えれば、今までの政策は、たとえ
国民から恨まれても、忍びがたきを忍んで選択せざるを得なかったもの……
ということが、誰にもいずれわかるはずだ。
……もっとも、わかった時にはもう遅いんだけどな。