09/11/08 12:13:59 0
山県市に住む女性看護師(40)の夫のチェコ人(31)が8月、長男(5)を海外に
連れ出したまま所在不明となっていることが7日、分かった。外務省は調査に着手したが、
父母の一方による子供連れ去りを防ぐ「ハーグ条約」に日本が未加盟のため、女性は返還を
求めるすべがない。日本女性が子連れ帰国し問題化する例は増えているが、日本からの
連れ去り表面化はまれ。加盟の是非をめぐる議論に一石を投じそうだ。
女性によると留学先のオーストラリアで夫と出会い、日本で結婚したが、夫の暴言や
暴力で不仲になり、離婚の話が出ていた。8月23日、長男を連れて家を出た夫はそのまま
戻らず、翌日「ドイツのフランクフルトにいる」と国際電話があった。その後はほぼ音信不通
状態が続いている。
女性は、夫はチェコに帰国したとみて外務省に相談。外務省はチェコの国内法を適用し対処
できないか検討しているが、今のところ有効な手段はないという。
ハーグ条約は国際結婚した父母の一方が子供を無断で連れ去った場合、それまで住んでいた
国に戻す手続きを定めている。チェコを含む欧米諸国は大多数が加盟しており、専門家に
よると日本が加盟していればチェコへ子どもの捜索や返還を求めることが可能だ。
▽岐阜新聞
URLリンク(www.gifu-np.co.jp)
依頼がありました
スレリンク(newsplus板:491番)