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国会の日程上の理由から岡田外相の訪米が中止になり、自民党や大新聞は盛んに「日米関係に亀裂」と言い出している。
来週、オバマ大統領が来日するのに、民主党政権はインド洋の給油は延長しないし、普天間移設はもちろん、
思いやり予算まで見直す、としている。米側は面白かろうはずもなく、露払いに行くはずだった岡田訪米も消えたため、
いよいよ“緊張高まる”とあおるわけだ。しかし、国民目線に立てば、民主党の言い分はいちいち、もっとも。
おかしいのは自民党と大マスコミだ。
●普天間移設代替案はたくさんある
沖縄県民の感情を考えれば、新政権が普天間基地の県外国外移設を考えるのは当然だ。
岡田外相が嘉手納基地との統合案を持ち出したのも、「過去に潰れた案も含めて、
交渉の余地があるかどうかをもう一回再検討するという意味」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)だ。
「それのどこが悪いのでしょうか。自民党議員は『辺野古沖合への移設が決まっている』『それが現実ではないか』というが、
それを見直すのが政権交代だし、米側もこうした事情はよく知っている。つまり、民意が見直しを求めていて、だからこそ、
鳩山政権が時間をかけて再検討したいと考えていることです。それを日米関係にさも重大影響があるかのように言うのは、
明らかに“脅し”だと思います」(角谷浩一氏=前出)
嘉手納統合案は実は過去に米国の方から提案してきた経緯もある。
軍事ジャーナリストの田岡俊次氏がアエラ(11月2日号)でこう書いている。
(日刊ゲンダイ2009年11月5日掲載)2009年11月08日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
「日米関係に亀裂」なんてドーカツだ
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