09/11/07 01:11:26 0 BE:480090427-PLT(12556)
最大勢力の暴力団山口組で、力を増しているとされる弘道会の本部事務所(名古屋市中村区)に6日、
大阪府警の家宅捜索が入った。弘道会は、山口組組長の篠田建市受刑者(67)=通称・司忍=の
出身母体という強みと、潤沢な資金力を背景に組織内で勢力を伸ばす一方、警察への
対決姿勢を鮮明にする強硬派として知られる。捜査関係者は「摘発を逃れるために
活動がさらに水面下に潜ることが考えられ、監視を強める必要がある」と警戒を強めている。
捜索は弘道会最高幹部がクレジットカードを詐取した事件にからんで総勢140人態勢で実施。
盾を持った機動隊員が警戒するなか、午後0時55分に捜査4課の捜査員の集団が到着、
捜索令状を示した後、厳しい表情で次々と事務所に入った。
府警によると、事務所内には幹部ら組員約30人がいたというが、目立った抵抗はなく、
捜索は約20分で終了した。押収品はなかったという。
弘道会は、初代会長の篠田受刑者が平成17年7月に、6代目山口組組長に就任。
高山清司・2代目会長(62)も山口組ナンバー2の若頭を務める有力2次団体。
構成員は山口組の1割にあたる約4千人にのぼる。
好調が続いた中部経済を背景にした莫大(ばくだい)な資金で影響力を強め、
昨年10月には敵対的とみられた山口組の他の2次団体組長を、永久追放にあたる
「絶縁」処分にするなど、抵抗勢力の排除も進めているとされる。
*+*+ 産経ニュース 2009/11/07[01:11:26] +*+*
URLリンク(sankei.jp.msn.com)