09/11/06 21:36:43 EQdd6ylp0
>>841
ときどき、「アメリカをはじめとした民主主義国では、
民主主義の原則を守り他民族国家を維持するため、外人にも参政権を認めてる」と
主張するやつをみかけるが、コレは大嘘だから注意してくれ
アメリカ育ちのオレ(国籍は日本)が解説します
民主主義の根幹には、
「国の未来に責任を持ち、国のために命を差し出す覚悟を持つものが、国の未来を決定する(参政権を持つ)」
という思想がある
だから、
投票の結果、国に不都合なことが起きたり、徴兵が必要になったときに、結果責任を負わず
本国へ逃げ帰ることのできる外国籍の住民に参政権を渡すことは、民主主義に反するんだよ
つまりアメリカでは、「民主主義に反するから、外国人参政権は認められてない」んだ
60年代に公民権運動が起きて、黒人が参政権を勝ち取ったのは、
「アメリカ国民として徴兵しながら参政権がないのは、民主主義に反するから」という原則論が正しかったからだ
肌の色がどうあろうと、アメリカ国民なら参政権があり、非アメリカ国民なら参政権はなし
これが原則だ
ここら辺の事情を、日本人の人種差別や民族差別と巧妙に絡めて、外国人参政権を語るやつもいるがな
アメリカでも一つだけ、外国人参政権を認めている市があることはある
しかし、これは特殊な例外なんだよ
その特殊な場所は、アメリカ一ちっこいメリーランド州のさらにちっこいタコマパークという市だ
タコマパーク市は、国連をはじめとする国際機関の職員が多い特殊な地域だし、
そもそも国連本部の建物がある地域自体、国連にくれてやったも同然だから、
「タコマパークのことは国際機関の職員が決めたらいい」、ってことにすぎない
いかに外国籍の住人が多かろうと、他州で外国人参政権を認めることは、民主主義の原則から言ってありえないことだ
EU諸国にしろアメリカにしろ、民主主義思想を基本にすえる国家で、無条件に外国人参政権を認めている国などないんだよ