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・「責任がないと申し上げているつもりはない」―。
鳩山首相の偽装献金問題の追及が本格的に始まった4日の衆院予算委員会。野党時代に「会計責任者の
逮捕は議員本人の責任であり、議員も辞職するべきだ」などと発言していたことを自民党の柴山議員から
指摘された首相は、苦しい答弁に終始した。責任を秘書に押しつける政治家の姿勢を追及してきたことが、
今になって自らにはね返ってきた形だ。
柴山議員は、鳩山首相が民主党代表だった2002年、鈴木衆院議員の秘書が偽計業務妨害容疑で
逮捕されたことについて、「議員の分身と言われている会計責任者の逮捕は議員本人の責任であり、
改めて(鈴木議員の議員辞職を)強く求める」と発言していたことを指摘した。
また、03年の鳩山首相メールマガジンにも「政治家は金銭に絡む疑惑事件が発生すると、しばしば
あれは秘書がやったこととうそぶいて、責任を逃れようとしますが、とんでもないことです。秘書が犯した
罪は政治家が罰を受けるべきなのです」との記述があり、柴山議員は「今回、会計実務担当者が犯した
事件について、あなたはどう責任を取られるのですか」と追及した。
鳩山首相は、過去の発言について「議員は関係ないと弁明をすることは、潔いと思っていなかった。
このことは私にも適用できる話だと思っています」としたうえで、「私自身にまったく責任がないと
申し上げているつもりもありません」と述べた。しかし、監督責任に関しては、「捜査が今進行していますから、
そこに委ねたい」と明言を避け、野党席からは激しいヤジが飛んだ。
02年3月、自民党の加藤元幹事長の元事務所代表が脱税容疑で逮捕された際、民主党代表
だった鳩山首相は記者団に対し「金庫番だった人の不祥事は(議員も)共同正犯だ。即議員辞職
すべきだ」などと語った。
07年7月には、当時の赤城農相の政治資金収支報告書の二重計上問題について街頭演説で「単なる
事務のミスで(領収書を)コピーすることなどあり得ない。お辞めになるしかない」などと批判した。(一部略)
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