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衆議院予算委員会の４日午後の審議で、自民党・菅元総務相は
「『日本郵政』の社長に元大蔵次官である斎藤次郎氏が就任したことは
天下り・わたりではないか」と追及した。
菅氏「（日本郵政社長に就任した）斎藤さんは大蔵省を退官後、旧大蔵省の財政金融研究所、
国際金融情報センター…まさに（今回の人事は）天下り先からのわたりであると」
鳩山首相「今度の人事に関して言えば、いわゆる省庁からのあっせんによる、
いわゆる天下りあっせんではありません。
全株有している日本国が選任したということであって、
そのことは天下り人事だと考えているわけではありません」
菅氏「今のような抗弁が成り立つなら、天下りはまさにやりたい放題じゃないか！
官僚依存の政治を行っていると見られても仕方がないじゃないか！
委員長！委員長！亀井大臣を注意してください！」
亀井金融・郵政相「自分たちだって、やっていたじゃないか！」
また、菅氏は、福田政権が提案した武藤元財務次官を日銀総裁に起用する人事案に対し、
民主党が「官僚ＯＢの起用はおかしい」と反対したことと矛盾するのではないかとただした。
これに対し、鳩山首相は「あの時は財金分離が極めて重要という判断から、
日銀総裁に大蔵省出身者が就くことに反対した」と説明した。
日本テレビ
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