09/11/04 10:52:40 0
・公務や選挙応援などで中断していた「月刊 舛添」が5か月ぶりに再開。この間、衆院選に敗れた
自民党は下野し、舛添要一参院議員(60)は752日間務めてきた厚生労働相を退任した。
―2年以上の重職、お疲れ様でした。衆院選で自民党は下野しました。
「敗因は山ほどあるが、自民党への不信感が大きい。小泉内閣以後、首相2人が途中で職を投げ出し、
麻生太郎前首相は選挙のタイミングが分からなくなり、ジリ貧になった。自滅に近かった」
―大臣時代を振り返ってみて。
「3内閣で厚労相を務めさせてもらったが、人事と予算を各2回ずつやったことで官僚機構を掌握できた。
小泉元首相は政権を5年間維持したが、首相も大臣も年数を重ねないと安定感は出てこない。私は批判も
されたが、それなりに個人的に支持を得られたのはそこだと思う」
―「次期首相にふさわしい人」の調査では上位の常連だったが、なぜ自民党総裁選に出馬しなかった?
「選挙の敗因が麻生内閣の社会保障政策だったわけで、最高責任者は厚労相だった私にある。
責任を取るべき人物が、そんなすぐに手を挙げるわけにはいかない。私の美学にも反する」
―党内の実力者に出馬を止められたという報道もあるようで…。
「逆だよ、逆。青木幹雄前参院議員会長や森喜朗元首相に『画策して私を引っ張り出すようなことは
しないでほしい』と注文を付けに行ったんだよ。それが真相。今は静かにしている時だ」
―谷垣総裁が率いるが、パッとしない。
「誰が総裁になろうとそう変わらない。自民党はそこまで打ちのめされたということ。来夏の参院選が
最大の関門だが、また敗れれば党がなくなるかもしれない。国会の論戦で努力し、少しずつ立て直すだけだ」
―発足1か月半の民主党政権をどう見る。
「早くも危うさを感じる。例えば、米軍普天間飛行場の移設問題。防衛相、外相、首相みんなが違う意見を
言っている。外交にいい影響を与えるはずがない」 (>>2-10につづく)
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