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鳩山首相:株式売却問題 「勘違い」と初めて国会で謝罪
鳩山由紀夫首相は5日の衆院予算委員会で、08年に株式売却で得た7226万円余を税務申告していなかった問題について
「(売却時点で課税されていると)勘違いをしていた。(毎日)新聞社の指摘で気がついた。大変恥ずかしい話で申し訳ない。
国民の皆様にもおわび申し上げます」と述べ、初めて国会で謝罪した。また株売却の時期を「昨年10月だったか、秋にすべて(の銘柄を)同時刻、同日だった」と明らかにした。
小里泰弘議員(自民)の質問に答えた。小里氏は首相の資産報告を基に、売却したのは清水建設約2万7000株、東急電鉄約3万株、
住友商事約2万4000株ではないかと指摘。「(3銘柄を08年)秋以降に最高値で売ったとしても7200万円には及ばない。
資産報告していない株式があったのか」とただした。鳩山首相は「現在確認中で、過去に漏れが生じている場合には至急、補充報告したい」と述べた。
3銘柄8万株余を昨年10月1日終値で計算すると計約5298万円となり、申告漏れの額より約2000万円少ない。
また、元公設第1秘書の求めに応じ鳩山家の資産管理会社「六幸商会」の資産を政治資金に充てていたことについて「元秘書を信頼していたために、
額がどのぐらいになっているということも気にも留めずに了承していた」と述べ、チェック体制の不備を認めた。
衆院予算委は3日間の日程を終え、6日から参院で予算委審議が行われる。
毎日jp
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