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社団法人・福岡市食品衛生協会(南原茂会長)は2日、事務局の女性総務係長(62)が、退職金積立金などから
約4千万円を着服していたと発表した。同積立金の半分は市の補助金が充てられており、市は業務上横領容疑での
告発を検討する。協会は女性係長を懲戒解雇する方針。
協会によると、女性係長は1999-2008年、退職金積立金など5種類の預金から複数回にわたり約4千万円を
引き出し着服した。「高級ブランドの服やバッグなどを買うのに使った」と話しており、協会は判明した分以外に
着服はなかったかを調べている。
協会の別の問題について指摘を受けた市が、立ち入り調査を行い、経理の不正が発覚。協会の調査で着服が判明した。
女性係長は92年の採用以降、経理をほぼ1人で担当。協会は「監査態勢がずさんだった」としている。協会副会長は
3日付叙勲で、食品衛生功労で受章予定だったが、県が推薦を取り下げ、受章は見送られた。
同協会は会員(食品メーカーや飲食店主)を対象に食品衛生指導員の巡回指導などを実施。現在の会員は法人含め
約8400人。市は08年度、約4200万円の補助金を協会に交付している。
西日本新聞
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