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デジタル放送受信用の「B-CASカード」を発行する株式会社
ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS)は2日、小型化の「miniB-CASカード」の
運用開始を発表した。
従来のB-CASカードとのサイズ比較
miniB-CASカードは「Plug-inSIM」形状のB-CASカードで、携帯電話などで利用されているSIMカードと
ほぼ同等のサイズになる。地上デジタル専用受信機向けに発行され、従来カードより大幅に小型化
したことにより、機器の小型化なども実現可能となる。現行のB-CASカードと同様にシュリンクラップで
供給され、ラップを開封後、受信機に装着して利用する。紛失時の再発行費用は2,000円で、
従来のB-CASカードと同じ。
B-CASカードは、BSデジタル放送の著作権保護を目的に導入され、現在のデジタル放送受信機では、
主に放送に施された暗号を解除するめ、受信機へのB-CASカードの挿入が必須となっている。しかし、
地上デジタル放送の普及に向けた議論のなかで、B-CAS方式について「カードを開封し機器に
挿すという作業がわかりにくい」、「シュリンクラップ方式がわかりにくい」、「運用の仕組みが不透明」、
「ポータブルデバイスに搭載するにはカードが大きすぎる」などの指摘がでており、その見直しの一環として、
miniB-CASカードの導入が決定された。
URLリンク(av.watch.impress.co.jp)
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