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人材派遣「日総工産」 元従業員12人が提訴
残業代など4700万請求
派遣労働者の管理を担当していた人材派遣会社の元従業員12人が29日、深夜や休日にも
トラブル対応の業務をさせられたとして、派遣会社「日総工産」(本社・横浜市)に、
未払いの残業代など計約4700万円の支払いを求め、名古屋地裁に提訴した。
訴状によると、原告らは愛知県や三重県の自動車部品製造工場や、半導体工場などで管理を担当。
寮から出勤する派遣労働者の点呼や、遅刻した人の送迎、悩み相談や派遣先の工場からの
クレーム処理などが主な業務で、トラブルがあると、休日や深夜早朝でも呼び出しがあった。
派遣先には交代制で24時間稼働している工場もあったため、「管理担当の労働実態は
24時間体制、年中無休だった」と主張している。
その上で、少なくとも出勤日に5時間、週1日の休日にも5時間の時間外労働をしたとして、
過去2年の未払い分を請求した。原告は、派遣労働者が減少した影響を受け、解雇や雇い止めで
今年4月までに失業したという。日総工産は、製造業の派遣会社としては全国大手。
「訴状を頂いていないので回答できない」とコメントした。
(2009年10月30日読売新聞)
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