09/10/29 20:53:04 0 BE:1851774269-PLT(12556)
中国が発表した今年1~9月期の国内総生産(GDP)統計数字に、また“水増し疑惑”が
指摘されている。29日付の中国紙、毎日経済新聞によると、31の直轄市や省・自治区の当局が
それぞれ発表した地域ごとの同期GDP額を合算すると、国家統計局が22日に発表した
同期の全国統計を金額で11%以上も上回っていた。
中国のGDP統計をめぐっては、今年1~6月期の発表でも地方の合算と全国統計で
約10%のズレが生じて問題になったばかり。地方政府の幹部らが実績誇張のため統計を
水増しした可能性がある。全国統計は地方統計がベースにあり、国家統計局の発表そのものも
信頼性を問われそうだ。
22日に1~9月期で前年同期比7・7%成長したとして国家統計局が発表した
同期の全国のGDP額は21兆7817億元(約283兆円)だった。しかし同紙によると、
31の地方当局の同期のGDP額合算は約24兆3千億元と、全国統計を約2兆5千億元も
上回っていた。8月に指摘された1~6月期の約10%のズレよりも“矛盾”が広がった。
1~6月期の発表が問題視されたことを受け、国家統計局は今月19日、湖北省武漢市に
地方の経済統計担当者を集め、公表前の各地の1~9月期のデータを個別に指導していた。
しかしそれでも統計膨張は続き、同期の成長率を内モンゴル自治区は16・9%、
広西チワン族自治区は13・7%、湖南省は13・1%などと発表。GDPのみならず
中国の統計数字全体の信憑(しんぴよう)性を疑う声も出ている。
*+*+ 産経ニュース 2009/10/29[20:53:04] +*+*
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