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愛知県警が護送ミス 手錠姿で簡裁内の一般用通路使う
名古屋簡裁で今月、愛知県警の護送係が拘置中の被告らを法廷に連れて行く際、
専用経路でなく一般用通路を使うミスが2件あり、簡裁が抗議したことが分かった。
無罪を訴えている男性容疑者(42)の弁護人は、手錠に腰縄姿で市民の目に触れる廊下を歩かされたことに
「人権問題」と反発。県警は被告らに謝罪した。
県警などによると、法廷への護送は、関係者用の地下駐車場から被告人待合室を通り、専用エレベーターを使う。
被告らと市民の接触を避け、人権や安全を守るためだ。
だが、22日にあった業務上横領容疑で送検された容疑者の拘置理由開示手続きでは、
護送した中署員3人が地下の被告人待合室に張られた案内に「ここから簡裁刑事部には行けません」
と書かれているのを見て、その先の専用エレベーターでは法廷に行けないと誤認。
一般エレベーターを使った上、法廷の入り口が分からず容疑者と一緒に廊下で右往左往した。
19日の窃盗罪に問われた被告の護送の際も、中川署員が同様のミスをした。
県警留置管理課の水野鉄敏課長は「初めての係員が勘違いした。経路をあらためて周知徹底した」と陳謝した。
中日新聞 2009年10月29日 朝刊
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