09/10/28 23:24:07 h6b95GfK0
ネトウヨが何をホザイても無駄なのを
兵頭二十八 「読書余論」09-7 月期 より 引用
関口哲平『選挙参謀』徳間文庫2004、原2001
遊馬は大前研一の都知事選挙も内側から見ている。
アメリカのマーケティング戦略がウリだったが、大前は選挙に関してはド素人だった。
数億円をわざわざドブに捨てたようなものだった。
大前は、プロの選挙参謀を雇わず、コンサルタント会社の元部下を事務所スタッフにした。
手伝っている連中もアマチュアで、街頭に出ず、パソコンに向かって勝手な褒めメール、
夢物語メールを打ち込んでいるだけ。
都内100 カ所でのマラソン・イベントをイベント屋に申し入れながら、会場への「動員」の手配をなにもしていない。
都内100会場を満員にするのは、宗教団体をバックにしている「朋友党」でも不可能。
けっきょくキャンセル料だけで1000 万円捨てた。
本を5000 冊刷りながら、だれもそれを街頭で売ろうとしない。
公営掲示板に貼る候補者ポスターでないものに個人名を書いてはいけないことすら知らず、
数千枚のポスターがそのままゴミに。後援会・確認団体の看板を、自分で汗をながして貼りに行こうとする人間が一人もいない。
中略
自分の名前を隠してネットに書き込みしている連中が、じっさいの友人に投票を依頼で
きる勇気を持っているケースはまず無い。よってインターネットは一票の集票力もない。
以上