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災害復興の切り札として東京都の石原慎太郎知事(77)が発案した
バイクイベント「チャレンジ三宅島モーターサイクルフェスティバル」が先週末行われ、
現地入りした知事が来年度から“賞金付き火山地帯オフロードバイクレース”を実施することを
島民に約束した。昨年のイベントでケンカを売ったホンダ(本田技研工業)とは終戦。
やたらこだわって国内バイクメーカーとの軋轢を生んだ公道レース構想は捨て、
代わりに噴火災害の跡が生々しい雄山(標高約775メートル)の中腹を使うレースを始めるという。
イベントは3回目。知事のスピーチは今年も振るっていた。
「これで3度目になりますけど、大勢の人においでいただきありがとうございます…って、
あんまり人が来ないんだ。これねえ、このイベントの限界でしてね。本当のレースをやらないと
なかなか来ませんよ。人を引っ張ってこないと島の復興にもなりませんしね。短兵急に
『公道レースをやる』と言ったから(国内バイク)メーカーも反発しましたけど、だんだん誤解も
とけてきましてね。有力メーカーも自主的に協力してくれて新しいうれしいステージになりましたが、
これで満足するわけにもいかない。雄山の下でモトクロスとロードレースの、何というカテゴリーか
知りませんが、そのレースを来年からやります。4000~5000人集めて日本でめったにないレースを
やりましょう。必ずやります。ライダーも体張っておもしろいレースを展開していただきたい。
お願いしますよ、みなさん、ねっ。今年はどうでもいい。来年、来年!」
さあ、これからという開幕のあいさつで「どうでもいい」と言われてしまっては、ライダーも島民も
笑うしかなかった。
知事が新競技としてぶち上げたのは、2000年に噴火した雄山の中腹に舞台を移すモトクロスバイクの
賞金レース。パリ・ダカのように岩や倒木、泥流跡など過酷な自然を乗り越えながらゴールを目指す。
バイク業界関係者によると、日本ではあまりなじみがないが、欧米では「エンデューロ」と呼ばれて
そこそこ人気があるという。
URLリンク(npn.co.jp)
2に続く
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