09/10/28 18:43:15 9SK3sMHM0
URLリンク(www6.kaiho.mlit.go.jp)
他船との距離は十分に!~関門海峡周辺海域における機関・舵故障船の状況~
H21.6.1現在
参考事例 「故障によるブラックアウト(電源喪失)」
平成17年6月、コンテナ船H号(総トン数 3,997t)は韓国釜山を出港、0045頃ASラインから関門海域に入域しました。
航路内での速力は約15ノットで、順調に大瀬戸を通航していましたが、関門橋手前で突然「故障によりブラックアウトした。」と、当センターへ通報がありました。
そのとき早鞆瀬戸の潮流は東流れ5ノット、推進力を無くした該船は潮に流され下関側へ乗揚げました。
(2)機関・舵故障船の国籍について
船舶の国籍については特に外国船が目立つ訳ではなく、日本船でも発生しています。
右図2-2は平成18(2006)年から平成20(2006)年の国籍別件数を比較したものです。
全体で見ると昨今では減少傾向にあり、約30%減少となっています。また、国籍別の発生率は次のようになっていました。
1位 韓 国 19.7%←
2位 パ ナ マ 17.7%
5位 中 国 10.9%
6位 日 本 8.5%
その他の外国船 15.7%
外国船の機関・舵故障率が9割以上を占めているのが現状です。