09/10/28 10:38:33 0
・友人から7歳年上の男性を紹介された愛美さん(26歳)さんは、好みのタイプではなかったが、
「素敵なレストランがあるからぜひ」としつこく誘われ仕方なく応じた。約束の日、彼は愛美さんの家まで
車で迎えに来て、助手席のドアも開けてくれた。予約してあったレストランではドアを開けて先に愛美さんを
中に入れ、奥の席へ座らせてくれた。そして自分は車だからと愛美さんだけワインを飲むように勧め、食事の
コースも愛美さんに決めさせてくれた。レディーファーストのマナーは身に付いているし、思ったより会話は弾
んだし、美味しい食事とワインですっかり心地好くなった愛美さんはまた会ってもいいかと思い始めた。
ところが会計の時に、社交辞令で愛美さんが「悪いから少し払わせて下さい」と言ったところ、
「じゃあ3千円だけ」と彼は右手を差し出した。唖然とした愛美さんが財布から千円札を3枚取り出して
渡すと彼は嬉しそうに受け取った。その瞬間、もう二度と彼と会いたくないと思った。
「レストランでは男がお勘定をするのは常識じゃないですか! 」と愛美さんは憤慨しているのだが、
レストランでは男がお勘定をするのは常識なのだろうか?
ウィキペディアによると、紳士が連れの淑女をエスコートする際のマナーとしてのレディーファーストは
「レジでの勘定はどちらの負担であるかにかかわりなく男性が行う。ただし女性から招待を受けている
場合は別である」とある。
レディーファーストの観点から言えば、彼は車のドアを開けたりすることはできても、レジで女性から
お金を受け取るというマナー違反をしたことになるようだ。
しかし愛美さんの怒りはマナー云々ではなく、女性が気を使って払うといっても、男性から誘ったのなら
奢るのが当然だと怒っているのだが、「好きでもない男性と食事にいって御馳走になるのは嫌です。
割り勘にしてもらった方が後腐れがなくていいじゃないですか。ただ、レジの前でお金のやり取りを
するのは、素敵なレストランだったら店の人の目もあるし、かっこ悪いと思います」というのは沙織さん。(27歳)
(>>2-10につづく)
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