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★「追い越そうとして衝突」 韓国船長、海保調べに
・山口県下関市と北九州市の間の関門海峡で、海上自衛隊第2護衛隊(長崎県・佐世保基地)所属の
護衛艦くらまと衝突した韓国籍コンテナ船の韓国人船長(44)が「前にいた別の船を追い越そうとして
(対向してきた)護衛艦にぶつかった」と話していることが28日、門司海上保安部の調べで分かった。
同保安部は、事故当時の双方の位置関係や見張りの状況について、乗組員たちから詳しく事情を
聴き、業務上過失往来危険容疑も念頭に事故原因の特定を進める。
護衛艦の負傷者は、消火作業中の煙の吸い込みや脱水症状を含め、計6人となった。いずれも
症状は軽い。
これまでの調べで、護衛艦の艦首付近が燃えたほか、韓国船に積まれたコンテナも衝突直後に
炎上していたことが判明。同保安部は、護衛艦内を実況見分するなどして、双方の損傷状況を
さらに詳しく調べる。
政府が現地に派遣した榛葉賀津也防衛副大臣は28日未明、北九州市側の岸壁から護衛艦を
視察。記者団に「目視した感じでは、おそらく5メートル以上えぐられたんじゃないか。まだ未確定の
情報もあり、われわれなりに落ち着いて情報を収集したい」と述べ、事実関係の確認に全力を
挙げる方針を示した。
防衛省や第7管区海上保安本部(北九州)によると、事故は27日夜に発生。衝突で護衛艦は
艦首部分のペンキ缶の倉庫付近が大きく破損して炎上した。韓国船にけが人はなかった。
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※元ニューススレ
・【海上自衛隊】衝突した海自護衛艦「くらま」、船首部分が大破…業務上過失往来危険の疑いで捜査
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