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(>>1のつづき)
その結果が、晩婚、非婚、果ての少子化。女性は今、婚活の必要性に気づいて、動き始めた。
が、雇用崩壊、今や夫が妻を養えるほど安定して稼げない。ならば女性が結婚するために身につける
べきは「稼ぎ力」だと強調する。
一方、不況の昨今。主張に逆行するように、肌で感じるのは女性の価値観の保守化だ。人気の「婚活」
パーティーは、自衛隊や公務員男性を集めた「安定」系。あこがれの女性像は「昔は定番だった
(独身を貫いた)向田邦子さんではなく、仕事も結婚も、子供も全部そろった人。さらに20代は、仕事と
子育ての両立は無理だと踏み、出産したら男性に養ってもらいたいと考える女性が目立つ」。
若い女性が育児と仕事の択一を迫られる状況は、労働力不足が進む中、国にとってもマズイはずだ。
「婚活成功のカギは、女性が意識を変えて働き続ける道を選択すること。それには子供を産んでも
就労し続けられる仕組みを作らなければいけないですね」
〈しらかわ・とうこ〉ジャーナリスト&ライター。昭和36年、東京都生まれ。48歳。慶應義塾大学文学部卒。
著書に「『キャリモテ』の時代」(日本経済新聞出版社)、「あなたの娘や息子が結婚できない10の理由」
(PHP研究所)など。夫と2人暮らし。携帯サイト「婚ナビ」を監修。(以上、一部略)