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・平野官房長官は26日、国会内で民主党の小沢幹事長と会談し、政府の行政刷新会議が
設置した「事業仕分けチーム」の人選を全面的に見直す方針で一致した。
政府が党に断りなくチームのメンバーを決めたことに、小沢氏が立腹、仕切り直しとなったものだ。
「内閣一元化」を掲げる鳩山政権だが、実際には政権運営の主導権は党が握る「党高官低」の構図が
浮き彫りとなった。
平野長官は26日夕の記者会見で、小沢氏との会談について「謝りました。政府として私の窓口機能、
あるいは担当大臣との連携が不十分だったことについて、『申し訳ありません』と素直に」と述べた。
仕分けチームは、予算を削る対象の担当省庁ごとに3チームに分かれ、当初のメンバーで
23日に聞き取り作業に着手したが、2チーム分の作業が終わったところで党側が異議を唱え、
中断された。
小沢氏が機嫌を損ねたのは、党を預かる立場の小沢氏の了承を得ないまま、仕分けチームが
民主党議員32人を含めて発足し、しかも衆院当選1回の新人が14人も入ったことだ。
小沢氏は26日の記者会見で「僕だって(議員を)40年やって、分厚い予算書を見て、何がいいとか
悪いとか簡単に判断できない。プロセスも党が知らない間に進んだ」と行政刷新会議側への不満を
隠さなかった。仕分けチームの仕事によって、小沢氏が新人議員に求めた、再選を目指した選挙区での
活動重視の姿勢が崩れかねないとの思いも、不満の背景にあったようだ。
仕分けチームの統括役を務める枝野幸男・元政調会長と仙谷行政刷新相がともに、小沢氏の
政治手法に批判的だったことから、「小沢氏は仙谷氏らの邪魔をしたかったのではないか」と
いった憶測も呼んでいる。
「小沢氏に面と向かって反論できる議員は党内にいない」ともささやかれている。
鳩山首相も26日夜、東京都内のホテルで開かれた民主党新人議員懇親会で「ぜひ、日夜、
小沢幹事長の指導の下で励んでいただきたい。今日はそのことだけお願いに来た」とあいさつ、
小沢氏に対する気遣いを見せた。(抜粋)
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