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積丹岳遭難死訴訟 道側、請求棄却を求める (10/26 13:02、10/26 14:07 更新)
後志管内積丹町の積丹岳で2月、遭難した札幌市豊平区の会社員藤原隆一さん=当時(38)=が
死亡したのは、道警の山岳遭難救助隊が適切な救助を行わなかったためだとして、藤原さんの両親が
道に慰謝料など計約8630万円を求めた国家賠償請求訴訟の第1回口頭弁論が26日、
札幌地裁(竹田光広裁判長)であった。道側は請求棄却を求めた。
訴えによると、救助隊は救出作業中、藤原さんを乗せたそりを木の枝にロープで結んだが、
固定を確認しなかったため、そりが滑落。さらに藤原さんを放置すれば死に至ることを予見でき、
捜索可能だったにもかかわらず、捜索に向かわなかったなど「適切な行為をすべき義務を怠った
過失があった」としている。
弁論では藤原さんの母親(64)が意見陳述し、道警の捜索や救助に感謝しながらも
「救助隊を根本から見直し、改善されることを願います」と訴えた。
北海道新聞
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