09/10/27 10:30:37 hXoljBD20
>>394
(たとえば、サリドマイド事件のとき、そのあとのスモン事件のときの厚生省薬務局長で、
「薬品には副作用がつきもので、ときに事故が起きるのはやむをえない」などと発言して
製薬会社を弁護した松下廉蔵)は免官されず、その身分は安泰で、同じ厚生省共同体に属している
製薬会社に天下りして次にまた同じような間違いを犯し(松下は加熱製剤が認可されたあとも利鞘の大きい
非加熱製剤を大量に売り捌き、エイズを広めるのにもっとも大きな役割を演じた時のミドリ十字の社長であった)、
そして厚生省が本来ならその健康を守るべき国民の多くが
薬害に苦しむことになった事態と構造的にまったく同じである。
「官僚病の起源」岸田秀 新書館 P21-22