09/10/26 14:15:03 0
・第173臨時国会が26日、召集された。鳩山由紀夫首相の所信表明演説の要旨は次の通り。
<はじめに>
「今の日本の政治を何とかしてくれないと困る」という国民の声が政権交代をもたらした。総選挙の
勝利者は国民一人ひとりだ。国民の強い意思と熱い期待に応えるべく、国政の変革に取り組む。
政治と行政に対する国民の信頼を回復するため、行政の無駄や因習を改め、政治家が率先して
汗をかくことが重要だ。官僚依存の仕組みを排し、政治主導・国民主導の新しい政治へと180度転換する。
まず行うべきは「戦後行政の大掃除」だ。「組織や事業の大掃除」として、行政刷新会議で政府のすべての
予算や事務・事業、規制のあり方を見直す。税金の無駄遣いを徹底して排除し、行政内部の密約や省庁間の
覚書も明らかにする。地域主権型の法制度へと抜本的に変え、国家公務員の天下りや渡りのあっせんも
全面禁止する。国家戦略室で税金の使い道と予算編成のあり方を見直す。縦割り行政の垣根を排し、
複数年度を視野にトップダウン型の予算編成を行う。個々の事業の政策目標と、それが達成されたか説明
できるよう予算編成と執行のあり方を改める。
政治資金を巡る国民の批判は真摯(しんし)に受け止める。私の政治資金の問題で政治への不信を持たれ、
国民に迷惑をかけたことを誠に申し訳なく思う。政治への信頼を取り戻せるよう、捜査に全面的に協力する。
<いのちを守り、国民生活を第一とした政治>
政治には弱い立場、少数の人々の視点が尊重されなければならないと、私の友愛政治の原点として宣言する。
年金記録問題では集中的な取り組みを行う。医療・介護については、財政のみの視点から費用を抑制してきた
方針を転換する。子育てや教育は社会全体が助け合い負担する発想が必要だ。子ども手当の創設などを進める。
(>>2-10につづく)
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