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★男性より女性の方が婚活には消極的・理由は「一人が楽しい」「他に時間を使いたい」
・今調査は楽天リサーチを使ったインターネット経由で行われたもので、調査期間は9月3日から4日。
対象は調査時点で20~39歳の結婚経験の無い女性で、有効回答数は900人。年齢階層は20代と
30代で均等割り当て。
調査母体(つまり未婚の20-30代女性)に、交際相手が欲しいか否かについて尋ねたところ(「交際相手が
いるがそれでもさらに追加の交際相手が欲しい」という稀有な事例の選択肢は無し)、女性では23.1%の人が
「交際相手は欲しくない」と回答した。
グラフではほぼ同条件における男性の推移(6月調査)も併記したが、
・男女とも年齢階層における差異はほとんど見られない
・男性の方が女性よりも交際相手への願望、及び積極的行動の割合が高い
・女性の方が「交際相手は欲しくない」割合が高い
傾向が見られる。特に最後の項目から導かれる、「若年未婚女性は交際相手がいる割合が男性よりも
高いが、同時に男性との交際を望まずにいる割合も男性より高い」という、両極端の状況が起きているのは
注目に値すべき結果といえる。
女性は男性より、状況に達観している、あるいは「自分自身を守るあまり、異性にも過敏になっている」の
だろうか。それを探れそうな設問が、次の「交際相手が欲しくない理由(「交際相手が欲しくない」との
回答者のみ・複数回答・上位4項目)」
交際相手が欲しくない最大の理由は、20代も30代も「一人でいるのが楽しい」。昔と比べると色々と
娯楽も増え、職業に関するハードルも低くなった。やりたいことが増えてくると、下手をすると自分を
拘束しかねない交際・結婚は考えなくてもよい、という考えなのだろう(逆に考えれば、娯楽や情報の
多種多様化・選択肢の拡大が婚姻率の低下の一因ともいえる)。第二位の「他に時間を使いたい」も
突き詰めれば同じような事由だ。
第三位の「結婚したいと思わない」はなぜか30代の方が急激に増加する傾向を見せている。30代に限れば
「他に時間を使いたい」を超えて第二位についている。これは「あきらめた」ということなのかもしれない。(抜粋)
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