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ボスニア内戦:戦犯法廷 カラジッチ被告の本格審理始まる 出廷を拒否URLリンク(mainichi.jp)
十数万人の死者を出したボスニア・ヘルツェゴビナ内戦(1992~95年)で集団殺害(ジェノサイド)の罪などに問われた元セルビア人勢力政治指導者、ラドバン・カラジッチ被告(64)の裁判の本格審理が26日、
オランダ・ハーグの旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷で始まった。
本人弁護の意向を表明している被告が、公判準備に時間が足りないとして出廷を拒否したため、初日の公判は30分弱で閉廷となった。
カラジッチ被告は
(1)ボスニア東部スレブレニツァでのイスラム教徒7000人以上の殺害
(2)1万人以上の死者を出したとされるサラエボ包囲作戦--
などに関与したとして集団殺害、戦争犯罪、「人道に対する罪」など11の罪に問われている。
カラジッチ被告は内戦を終結させた95年の「デイトン合意」の履行をめぐり、ホルブルック米国務次官補(当時)との間で「政界から引退すれば訴追されないとの密約があった」として無罪を主張している。
ミロシェビッチ元ユーゴ大統領が公判中に死亡した前例があるだけに裁判所は公判の迅速化を目指しており、検察側、弁護側の弁論を経て2012年までに結審したい考えだ。
有罪なら最高刑の終身刑が適用される公算が大きい。