09/10/25 11:48:02 0
(>>1のつづき)
能代市の別の40歳代男性は「どこまで込み入った話をしていいのか分からない。付き合っていた
女性から『300万の年収で養えるの』と断られた。パーティーで楽しい出会いもなく家に帰ると惨めな
気持ちになる」と告白。
内閣府の県民経済計算年報によると、秋田県民の平均所得は約230万円で全国42位。
男性には厳しい現実が立ちはだかる。
これも、ある週末の夜。秋田市内で開催されたお見合いパーティーで、参加者に話を聞いた。
由利本荘市から来た男性(45)は切実に訴える。「この年になって親の介護を考えると、一緒に
支えてくれる人がほしくて」。介護施設で働いているので、出会うのは高齢者ばかり。「理想は30代」と
話すが、今回は相手を見つけることが出来なかった。
「職場の男女比率は10対1。以前、都内で働いた時は感じなかったが、20歳代後半で故郷に帰ると
周囲はみな既婚者。ここでの出会いのなさにびっくり」。コールセンターで働いている秋田市の30歳代
女性は、少し焦りの表情を浮かべた。
「夜景を見ながらセリオンで…」「郷土料理で婚活」「鳥海山ろく線おばこ号で素敵な出会いを」。
県のホームページ(HP)上に開設された「出会い応援ウエブサイト」には、助成金を受けたイベント会社、
旅行会社などが主催するパーティーが満載だ。取材に訪れた先も、ここで紹介されていたものだ。
参加者は「県のHPに載っているので安心して参加できた」と口をそろえ、主催側も「県のお墨付きは
ありがたく、10日で定員が埋まる」と話す。県の結婚支援事業の滑り出しは一見、順調のようだが、
すれ違う男女の思惑に歯がゆさと、難しさを現場で感じた。(>>3-10につづく)