09/10/25 11:46:13 0
・一人親の生活保護受給世帯に上乗せ支給されていた母子加算の満額復活が23日、閣議決定された。
05年度から段階的に削減、今年度から全廃されたが、12月から再び支給される。
「廃止は生存権を侵害する」として取り消しを求めて提訴していた、札幌市の菊地繭美(まゆみ)さん
(46)は会見で「心の底からうれしい」と喜びを語った。
菊地さんは高校3年の長男(18)との2人暮らし。長男が高校に入学した07年4月から、
月額2万3260円の支給が打ち切られ、食費や光熱費などを削って暮らしてきた。
他の困っている母子家庭のためにも何とかしようと同年12月、道内の母親7人とともに
自治体を相手取り札幌、釧路地裁に提訴した。
会見は訴訟を支える市民団体「北海道生活と健康を守る会連合会」(札幌市西区)の本部で行われた。
菊地さんは「(長男に)今までいろいろ我慢させてきたので、洋服の一つでも買ってあげたいとか、
ゲームの一つでも買ってあげたいとか、いま頭をよぎっています」と述べた。
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・「やっと戻るんですねえ」。体調を崩したのをきっかけに3年半前から生活保護を受給する札幌市の
菊地繭美さん(46)は、ほっとした様子。息子の高校入学と同時に母子加算が打ち切られた。
入浴回数を減らしたり、衣服も数カ月に1度しか買ってやれなくなった。
「復活したら、息子とおすしを食べたい。ずっと食費も削ってきたから」と話すものの、息子が来年3月に
高校を卒業すれば、母子加算の対象から外れる。
東京都足立区の女性(50)は「高校1年の息子が来春の修学旅行に行ける」。
母子加算が削られた後は、食事の回数やおかずを減らし、「食べ盛りの息子が食べない私に遠慮
するのがつらかった」。20代から病気を患い、フルタイムの仕事は難しいが、息子の修学旅行の
積立金も確実に捻出できそうだ。(抜粋)
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※画像:菊地繭美さん(中央)
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