【事件】中国人強制労働訴訟和解 一企業の思惑で国家の取り決め超えるのは…at NEWSPLUS
【事件】中国人強制労働訴訟和解 一企業の思惑で国家の取り決め超えるのは… - 暇つぶし2ch1:海坊主φ ★
09/10/24 21:05:26 P BE:359287362-2BP(291)
日中の戦後補償をめぐっては、昭和47年の日中共同声明で「日本国に対する戦争賠償の
請求を放棄する」と規定された。平成19年の最高裁判決はこの文言から中国人個人の
損害賠償請求権が放棄されたと判示、訴えを退けている。

今回の和解は、解決に向けた努力を求める最高裁の付言に基づいたものだが、あくまでも
付言であって、法的拘束力はない。にもかかわらず西松建設が自発的に和解を進めた背景には、
政治資金規正法違反事件などの不祥事によるダーティーなイメージを払拭(ふっしよく)したいとの
思惑がある。

そのような企業姿勢に、藤岡信勝・拓殖大学教授は「国と国との間では賠償責任がないとされ、
最高裁も同様の判断をしている。国と国の合意を超えて、一企業が自分たちのイメージ戦略の
一環として和解を利用するのはおかしい」と疑問を投げ掛ける。

今回の和解を機に、同様の動きが活発化することも予想される。確かに被害者への補償は
重要かもしれない。その一方で、一企業、一個人の思惑で、国家間の取り決めがないがしろに
される事態も避けなければならず、冷静な対応が求められる。

URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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