09/10/24 18:42:36 0 BE:2469031698-PLT(12556)
夏の日照不足や長雨で高騰した野菜の小売価格が、一転して急落している。
農林水産省の調査では主要8品目のすべてが値下がりし、うち5品目は平年をむしろ1~4割下回る。
8月半ば以降は、おおむね好天に恵まれ、生育が良好なためだ。
農水省は、高騰が目立ち始めた8月中旬から毎週、8品目の小売価格を全国で緊急調査。
同省や各産地のJAによると、レタスは主力の長野産が、7月から8月上旬の日照不足などで
生育が悪く、8月下旬に1キロ当たりの価格が平年より約6割高い657円に。
その後の好天で生産は回復。9月から出荷が始まった茨城産も豊作で、10月には
平年の半分近い270円にまで下がった。
8月末に平年比で3割余り高騰したキャベツは、不作だった岩手などから、
順調な茨城や千葉に産地が徐々に移り、10月には平年より約2割安まで下落。
キュウリ、トマトも8月に平年比で1~2割上がったが、10月には平年を下回っている。
一方、ジャガイモとタマネギは、それぞれ茨城産と兵庫産の不作などで高騰したが、
北海道産の出荷が8月半ばから本格化して徐々に下落。しかし、北海道産も7月の戦後最多の
降雨などで作柄はもう一つで、価格は平年を約1割上回っている。
農水省生産流通振興課は「高騰の解消は望ましい。だが、農家が再生産できないほど
下落している品目もあり、産地で需給調整の動きが出てくるかもしれない」とみている。
*+*+ asahi.com 2009/10/24[18:42:35] +*+*
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