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【ホアヒン(タイ中部)=蔭西晴子、矢野英基】東南アジア諸国連合(ASEAN)は24日、
日本や中国など域外の協力国との一連の首脳会議を開く。23日夜に当地に入った鳩山由紀夫首相は、
自ら提唱する「東アジア共同体」構想についてこうした会議で初めて関係国に説明し、支持を求める。
ASEAN加盟国は同構想への「高い評価」を表明する見通しだ。
24日午前、日本とタイの2国間首脳会議と、ASEAN首脳会議、日・ASEAN首脳会議が開かれた。
午後にはASEAN+3(日中韓)などの首脳会議がある。
鳩山首相は連携可能な分野として貿易や投資、金融、環境、防災などを挙げる。
「米国外し」との懸念が米国側に広がりつつある点に配慮し、米国によるアジアへの関与の重要性も強調。
ASEAN+3や、インド、豪、ニュージーランドを加えた東アジアサミットなどの枠組みで、構想を重層的に発展させたい考えを説明する。
日・ASEANの議長声明草案では、鳩山首相の構想について「開放され、透明性があり、
包括的な原則に基づく東アジア共同体の設立を日本が切望していることについて高く評価する」としている。
ASEAN諸国には「地域統合は自然の流れ」(タイのアピシット首相)との思いがある一方、
あくまでASEANが共同体構築を主導していくべきだとの認識も強い。同日の会議では、
日本とASEAN諸国との温度差が浮かび上がる可能性もある。
このほか、ASEAN+3の首脳会議では、地域間の金融安定や大学間の交流、災害の事前予防などを検討。
ミャンマー(ビルマ)の民主化をめぐる情勢についても意見交換される見通しだ。
記事引用元:朝日新聞(2009年10月24日12時33分)
URLリンク(www.asahi.com)
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