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前原誠司国土交通相は23日の閣議後の記者会見で、九州新幹線・長崎ルートに
ついて、既に着工している区間を含めて整備方針を見直す考えを明らかにした。
在来線と新幹線の相互乗り入れが可能とされ、長崎ルートに導入予定の軌間可変
電車(フリーゲージトレイン)についても、見直しを示唆した。
前原国交相は、22日に会談した長崎県の金子原二郎知事に対して(1)認可の
前提となった需要予測の見直し(2)フリーゲージトレインの実現可能性についての
説明、を求めたことを明らかにし、既着工区間を含む今後の整備について「国民を
説得できるものでなければならない」と述べた。
長崎ルートは、08年に武雄温泉(佐賀県)―諫早(長崎県)間(45キロ)で工事に
着手しており、「おおむね10年程度で完成予定」との方針が示されている。ただ、
佐賀県内の沿線自治体の一部は、並行在来線の特急本数が減ることへの懸念から
新幹線整備に異論を唱えている。
asahi.com 2009年10月23日13時35分
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