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去年6月に通り魔事件のあった東京の秋葉原地区にある1つの町会が、
街の安全につなげようと秋葉原では初めて、街頭に防犯カメラ16台を
設置することを決めました。
防犯カメラの設置を決めたのは、通り魔事件のあった秋葉原の交差点から100メートルほど
離れた東京・千代田区の「神田末広町会」です。
雑居ビルやマンションが立ち並ぶエリアの道路や公園の街路灯に16台を取り付ける方針で、
映像は近くの小学校に設置したサーバーに1週間分を保存し、事件などがあって警察の要請が
あれば、提供するということです。
設置には1000万円あまりの経費がかかりますが、そのうち750万円は千代田区と東京都が
補助する予定です。
秋葉原では、地域全体としても大通りに防犯カメラの設置が検討されていますが、通り魔事件後に、
この地区でカメラの設置が正式に決まったのは初めてです。
神田末広町会の久保勝会長は、「防犯カメラをつけることで犯罪の抑止につながればと思います。
ひとつの町会の取り組みが周りの地域にも広まって、地域全体で安全な街になっていけばいいと
思います」と話しています。
取り付け工事は、早ければ来月中にも始まり、町会では12月からの運用を目指したいとしています。
URLリンク(www.nhk.or.jp)