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★自民都連、石原氏ら続投 無党派の獲得強化目指す
・自民党東京都連は19日、党本部で定期大会に代わる総務会を開き、7月の都議選敗北の
責任で辞表を提出していた石原伸晃会長や、都議選で落選した内田茂幹事長ら役員4人の
続投を決めた。また8月の衆院選惨敗も総括し、党勢回復に向け都市部の無党派層に対する
取り組みを強化する活動方針を了承した。
石原氏らの辞表は都議選後、保留扱いになっていたが、総務会に先立つ同日の役員選考
委員会で「選挙の敗北は都連執行部の責任と言うよりは自民党全体の責任。再任して党の
再生に力を尽くしてもらうべきだ」との意見が強く再任が決まった。
ただ小池百合子氏から「自民党は変わったというイメージを出すために役員は一新するべきだ」と
反対意見も出るなど、一枚岩でないことも浮き彫りになった。
了承された活動方針は「地方組織の強化こそ党再生のための必須の要件」と強調。党員数の
大幅拡大を目指すとともに、来夏の参院選や2011年4月に任期満了を迎える都知事選に
向けた体制整備を急ぐ目標も盛り込んだ。
また「ネット上では民主党の財源の裏付けのない政策や無責任な発言への批判が少なくない」と
して、インターネットを活用した無党派層対策の強化も確認した。
自民党は都議選で過去最低に並ぶ38議席で第2党に転落。衆院選では都内25小選挙区中
4勝と、民主党に大きく負け越し、比例東京ブロックをあわせても改選時の30議席から9議席へと
3分の1以下の勢力になった。
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