09/10/22 16:58:35 0
(>>1のつづき)
最初の選挙は落選。3度目の選挙で繰り上げ当選をした。専業主婦時代に比べ睡眠時間は激減し、
頭を下げ過ぎて首が持ち上がらなくなったこともあるという。
「無我夢中で夫と走ってきましたけど、あのまま専業主婦をやっていたら、世間知らずの我儘なおばさんに
なっていたと思います」
今も典子さんに休日はない。自宅が事務所になっているから、毎日人の出入りがあるし、後援会の
人たちとの付き合いは典子さんの仕事だ。
「内助の功なんておこがましいですけど、夫のネクタイを選んだり、雑誌やネット上でおもしろい記事が
あると夫に教えています。政治家はユーモアも必要ですから」
お会いした典子さんは年齢より地味な服装をされている。派手な服装は高齢者や女性の支持者から
反感を買いやすいから、化粧もナチュラルメークを心がけている。ところが訪米した鳩山夫人の服装を
テレビで見た後援会の人たちから、もっと派手にしたほうがいいとアドバイスをされたと典子さんは笑う。
政権交代で日本は変わるのかどうかはまだ分からないが、少なくとも鳩山夫人の出現で日本における
内助の功のあり方が変わっていくのではないだろうか。
かつての日本は陰で夫を支えるのが美徳とされていたが、これからは夫を支えながら妻も目立って
いいのだし、夫を立てながら自分をアピールすることもありだと思う。
雇用情勢の悪化で、就職をせずに専業主婦になりたい高学歴女子は確実に増えてきているというが、
夫の稼ぎで贅沢三昧をするのが専業主婦ではない。外で夫が気持ちよく働けるように夫を支え、いざと
いう時には夫を助けることができる。内助の功に務めるのが本来の専業主婦のあり方ではないだろうか?
(以上)