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(>>1のつづき)
苦境に立つ日本の輸出企業だが、政府からの有効な支援はほとんど得られていない。他方、韓国政府は
前四半期、ドルに対する値上がりを抑えるためのウォン売りを実施してウォン安の維持に努めるなど、
政府当局の対応でも日韓の間で明確な違いがみられる。
好調な韓国経済を背景に、世界の投資資金が同国へ流入することで、今後はウォン高が進む
可能性もある。ブルームバーグの調査対象となっている34通貨の中で、ウォンは来年最も堅調に
推移すると見込まれているが、市場の予想中央値では、10年9月末までに対ドルで6%上昇する見通し。
一方で円は、対ドルで7.8%、ウォンに対しては13%、それぞれ下落すると予測されている。
米調査会社JDパワー・アンド・アソシエーツが今年行った自動車の長期耐久性調査で、現代は
日産やマツダを上回る評価を得ている。日本株リサーチ会社ジャパンインベストのサンディエゴ
在勤アナリスト、スティーブン・アッシャー氏は「韓国企業が国際的な競争力を身につけ、日本の
メーカーを脅かす存在となるのはいつか。過去5年から10年の間、そうした疑問が常に取りざたされて
きたが、とうとうそのときが訪れた」と語った。(ブルームバーグ Jason Clenfield)
(以上)